初めてのフォーカスマンの仕事は
御師匠からのご紹介で、
朝日放送テレビドラマ。
壇蜜さん主演の
『悪夢の六号室』
Bカメラのフォーカスを担当。
この想い出もまた苦い。
撮影はほぼスタジオ。
AとBカメが同時で撮影するスタイル。
私にとって撮影初日
役者が部屋を歩き回るシーン。
私は学んだ通り、
役者とカメラ距離をメジャーで計測。
本番となった
予想外だったことがおきる。
リハーサルと違う動きをする役者の方々。
なぜ? 合わない。
feet距離感もよくわかっていない自分
修正できる力もなかった。
スタジオ中に響く監督の大きな声。
「Bカメ!!フォーカス頑張ろう!」
一度ではなかった。
厳しい視線を感じていた。
苦く厳しい現場だった。
だからこそ鮮明に記憶に残っている。
今も撮影をしながら、
カメラ助手を続けさせて頂いている。
沢山ではないが
PR、CM、映画
いろんな現場でフォーカスを
させて頂いた。
フォーカスというポジションを
与えられたこと深く感謝している。
自分の撮影はというと、
少人数な体制なドキュメンタリースタイルが多い。
優秀なオートフォーカスという
フォーカスマンと協力して
頑張っていきたいと思います。
Comments